藤垣会計事務所

値引き交渉はほどほどに

21.10.26
ブログ人気記事
dummy

おはようございます!
日に日に寒くなってきましたね。
体調管理にはご注意ください(^^

さて、今日のブログは
あなたが何かを依頼した時に
その取引金額について
どんな対応をしますか?
という話です。


例えば、
自宅の改修工事を建設業者さんに依頼したとして、
どんな対応をしますか?

金額が決まるまでには
お互いの駆け引きのようなものがありますよね。
でね、
ネットで調べまくって
1円でも安くなるように
業者さんに詰め寄る人って
最近多いと聞きます。


確かに同じものを買うのに
値段が違っていたら、
安い方が良いと思うんですが、
工事などの作業を伴うものの価格って
目に見えないものがあります。
私は適正利潤が取れるような付き合いをしていくことを
おススメしますよ。


例えば、
建築工事で怖いのは
欠陥住宅の問題にあるように、
外目には分からないけれど
数年したらボロが出てしまうケースです。

あまりに値引き交渉したせいで
材料にお金が欠けられないから
粗悪品で代用されたり、
本来なら数回の工程を経て完成するものを
そんな手間をかけている時間がないから
省いてしまわれること。

そんなこと幾らでもできるんですよね。
目に見えないところで手抜きされるなら、
そんな値引き交渉もしなかったかもしれません。


相手も気持ちよく仕事ができるように
配慮してあげることが、
結果として自分に返ってくるのです。
何事でも言えることだと思いませんか?


税理士報酬でもそうですよ。
初回相談無料だからと相談に来られて、
根掘り葉掘り質問されて、
「これは無料ですよね」
とそれっきりのパターンです。

初回無料といってもそれは次に契約に入る可能性がある場合に
初回は無料としているのです。
最初から依頼する気もない人には
対応する側もやる気が失せるというものです。


税務顧問料を決める際にも
ネット情報だけで安さを求めてくる人がいますが、

安さ = 品質は高くない

と考えて間違いありません。
だって、
安ければそこに時間をかけられないから、
それなりの品質になることは当たり前です。
私たちは時間にチャージしていただいているわけですから。
もちろん料金の範囲で最善はつくしますけどね。



こちらも気持ちよく仕事したいので、
同じ仕事をするならば
適正な料金をいただき
関係性も良好なところの仕事を
やりたいと思うわけです。
会うたびに「安くしてくれ」と文句ばかり言われたら、
やる気は出ませんよね。
ちなみに、
おかげさまで今はそんなお客様は一人もいらっしゃいません(^^)


何かを依頼するときに
安くなれば幸いですが、
相手も気持ちよく仕事ができるような
配慮をしてあげましょう。
最終的に自分に返ってきますからね(^^