中途半端はどこまでいっても中途半端
おはようございます!
さて、
先日うちの事務所の
組織改善のコンサルティングを受けてました。
事務所メンバー全体で
プロジェクトチームを複数立ち上げ、
主体的に関わってもらっています。
コンサルタントの方との私の面談時間は、
全体のうちの数パーセント。
残りの時間は、
メンバーたちと面談をしていただきました。
新しい仕組みで仕事を回すために、
半年近く前からトライアルとして
複数社のお客様の業務で実践しています。
私としては、
少しでも早くこの仕組みを全体に広げていきたいと
考えていたのですが、
コンサルタントの方にこう言われてしまいました。
「こんな中途半端な状態で始めてしまうと、
導入したお客様全部が中途半端になってしまい、
収拾がつかなくなる。」
とね。
確かに一社も完璧に流せないのに、
これを全体に導入したところで
できるはずもありません。
とにかくこれからの数か月で、
トライアルで行っている業務を
完璧に新しい仕組みで回すことが
事務所の課題であることが明確になりました。
この課題を克服するためには
多くのポイントがありますが、
まずは仕事の流れを
しっかりと頭の中に入れてもらう必要があります。
よく分からずに仕事に取り組んでしまうので
結果いつも通りのやり方をしてしまうのです。
まずは新しい仕組みのマニュアルがあるので、
これを全員完全にインプットしてもらうことにしました。
そして確認テストをして、
覚えきるまで続けますよ。
そこまでやらなければ、
いつまでたっても実践には生かせないでしょう。
研修などで学んだことも、
同じことが言えます。
例えば、
こうすると上手くいくというアイデアを
10個教わってきたときに、
多くの人はまずは1個やってみますよね。
でもね、
本当はそれでは上手くいかないんですよ。
講師の先生は10個教えてくれたんでしょ?
だったら全部やらなきゃ
上手くいくわけないでしょ。
その講師の先生は10個やってるんだから、
あなたにできないはずはありません。
自分の都合のいいところだけ
やってみて上手くいかないから、
1個だけやって残りの9個は
やらずに終わってしまうんですよね。
これが成功者とそうでない人の
分かれ道です。
成功者は5%しかいない理由は、
こういうところにあるのです。
まずはできることから始めればよいです。
そしてやるべきことは全てやり切りましょう!
中途半端は、
どこまでいっても中途半端なのですから。