主観と客観と自己評価
おはようございます!
さて、
今日はセルフカウンセリングの話をします。
毎日、目的からぶれないように生きるために
何をしたらいいと思いますか?
私は迷わずセルフカウンセリングだと応えます。
セルフカウンセリングは、
アチーブメント社の青木社長の講義から学ぶことで、
1.私は何を求めているのか?
私にとって一番大切なものは何か?
私が本当に求めているものは?
2.その為に「今」何をしているのか?
3.その行動は私の求めているものを
手に入れるのに効果的か?
4.もっと良い方法を考え出し、
実行してみよう
1では願望の明確化をします。
自分が誰のために何のためになぜ
この仕事をしているのかを
確認するために自分に質問をします。
いろいろ迷っている時は
この質問でぶれない選択ができるようになります。
また、
1の主語を変えてみると効果的です。
奥さんの名前に変えてみると、
○○は何を求めているのか?
案外、奥さんが何を求めているのかを
知らない旦那さんは多くいらっしゃいます。
私も分からなかったので、
直接聞いたことを思いだします。
2では現状のチェックですね。
時間とお金をどこに使っているのか?
現時点を把握できないと、
目標とのギャップを測定できません。
そして今日お伝えしたかったのは
3のところです。
「その行動は私の求めているものを
手に入れるのに効果的か?」
というのは、
主観を絶対視せず
客観的に行動を自己評価することを
要求しています。
どういうことか?
例えば、
自分は仕事において成果をあげたいと
考えているとします。
でも、
なかなか上手くできません。
上司が簡単にやっていることでも、
自分にはそんな簡単にはできません。
たまたま上司と意見がぶつかったときに
「そんなことは成果を上げてから言ってくれ!」
と言われたとします。
機嫌が悪かったのか、
伝え方が悪かったのか分かりません。
そんな言い方をされて凹みました。
その後数カ月経って、
ずっと暗い表情で仕事をしています。
それを見かねて
さらに上の上司から、
「そんな表情でいるから
お客様との関係を築けないんじゃないの?」
と言われたときに、
「以前上司から『成果を上げてから言え』
と言われました。
成果が上がっていない私が
笑顔なんかでいたらダメだと思います。
だからそんな表情はできません。」
これってアドラーの心理学から言うと
その表情をしたくないから、
その上司の言葉を利用しているんです。
私が学ぶ選択理論心理学でも、
落ち込んだときに暗い表情をしたり、
じっと家に閉じこもっているのは、
落ち込みを選択しているんだといいます。
暗い表情をしたり、
家に閉じこもっていることは、
自分が「落ち込み」を選択しているから
そうするんです。
選択しないとしたら
別の行動ができますよね。
例えばジョギングです。
運動しながら落ち込み続けることは
とても難しいです。
自分がコントロールしやすい
行動を変えることで、
感情は変えられるのです。
この場合は、
暗い表情を自分が選択している
ということなのです。
先の部下の例では、
自分が人間関係のチャレンジをしたくないのか、
自分がどう見られているのか周りの目が怖いのか、
どんな理由があるのかは
本人じゃないと分かりませんが、
明らかにその行動は
自分が求めているものを手に入れるためには
効果的ではありません!
やっている行動と目的が
つながっていないことが明らかですね。
セルフカウンセリングは、
自分のやっている行為は
とても主観的なものですが、
そのままでいいのかどうか
改善の余地はないのかを
振り返る機会を与えてくれます。
自分の姿は鏡を使わないと見えません。
自分の考えていることは
鏡でも見えません。
だからこそ、
客観視する努力をしなければ
いつまでたっても
残念で効果のない行動を
選択し続けてしまいます。
自分の目的から、
今何を選択するべきなのかを
見えるようになると、
成果もすいすい上がっていくのだと思います(^^)
ぜひセルフカウンセリングを
してみてください!