集客の効率を上げる『ウェビナーマーケティング』の活用法
Webで行うセミナー、いわゆる『ウェビナー(Webinar)』が注目を集めています。
ウェビナーには、大勢の参加者を集める場所やコストが不要で、遠隔地などさまざまな場所から参加してもらえるというメリットがあります。
実はマーケティングとも相性がよく、現在、北米の外資系企業を中心に、多くの企業が導入を始めています。
今回は、マーケティングツールとしても期待されているウェビナーについて、ご紹介します。
ウェビナーには、大勢の参加者を集める場所やコストが不要で、遠隔地などさまざまな場所から参加してもらえるというメリットがあります。
実はマーケティングとも相性がよく、現在、北米の外資系企業を中心に、多くの企業が導入を始めています。
今回は、マーケティングツールとしても期待されているウェビナーについて、ご紹介します。
『ウェビナーマーケティング』の具体例
2020年は、新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが延期・中止になりました。
マーケティング施策の機会を失ったという企業も少なくないでしょう。
そんななか、大きな注目を集めているのが『ウェビナー』という手法です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためテレワークが推奨され、ビデオ会議などを行うコミュニケーションツールとして、FaceTimeやZoomなどが話題になりました。
『ウェビナー』とは、それらのツールを利用して、インターネット上で行うセミナーのことをいい、『オンラインセミナー』とも呼ばれています。
これまでの動画配信のような、発信者からのみ情報を伝達する一方向式ではなく、発信者とユーザーの双方向のやり取りが可能なことも、マーケティングに適した大きな特徴の一つです。
日本では、緊急事態宣言中も活発にウェビナーが開催されました。
その例として次のようなものがあげられます。
●証券会社が個人投資家向けに株式投資をレクチャーするウェビナー
●IT会社がユーザー向けにSNSの活用法を指南するウェビナー
●ECサイトなどで、ネットショップを出店・開業するためのウェビナー
●Webソフト会社が技術者や研究者に向けて、専門性の高い技術情報を配信するウェビナー
●企業がメディアに向けた説明会を行うウェビナー
また、海外の例としては、今回の新型コロナウイルスで大きな影響を受けたHISアメリカ法人が、顧客に向けた『バーチャル・ツアー&オンラインセミナー』を無料で実施し、大きな話題となりました。
この企画は、各国のスタッフや専属ガイドによる、現地の魅力を発信するウェビナーで、カリフォルニアディズニーリゾートの楽しみ方や、カナダのオーロラツアーなど、各国の魅力を紹介するというものでした。
実際に会場を用意して行われるリアルなセミナーはほとんど中止になっていましたが、人が接触することのないWeb上では、ウェビナーが連日のように行われていたというわけです。
ウェビナーのメリットとデメリット
新型コロナウイルスの影響もあり、リアルで行うセミナーからWebを使ったウェビナーにシフトする企業は多く、今後もその傾向は続いていきそうです。
ウェビナーのメリットは、やはり人と接触することなく、どこからでも発信&参加できることです。
参加者数の制限がないことはユーザー側の参加しやすさにもつながり、リアルのセミナーよりも多くの人を集めることができます。
もっとも、あえて人数制限を設けて、希少価値を付けていくという手法もよく使われています。
ウェビナーツールによっては、ホワイトボード機能やリアルタイム字幕、投票機能に共同作業機能など、動画配信だけではないさまざまな機能が付いています。
これらを活用すれば資料や図などを提示しながら多角的に説明できるため、多くのユーザーの理解を得やすいのも特徴です。
さらに、機材や会場を押さえるためのコストなどもかからず、非常にリーズナブルにセミナーを開催できるのも大きなメリットといえるでしょう。
もちろん、デメリットがないわけではありません。
配信に関するトラブルが起きる可能性もあり、機材の調整ができる人がその場にいない場合、ウェビナー自体が中断してしまうといった問題もあります。
そこで、ウェビナーは基本的にリアルタイムで配信する双方向式ですが、そのようなトラブルを回避するため、セミナーをあらかじめ録画しておいて、後日配信するオンデマンド形式のウェビナーも実施されています。
セミナーのジャンルやターゲットとするユーザーなどを考慮したうえで、リアルタイムで行うライブ形式か、録画したものを配信するオンデマンド形式かを選ぶ必要があります。
いずれにせよ、ウェビナーを開催すれば、新規ユーザーの獲得はもちろん、既存のユーザーへのアピールにもつながります。
新型コロナウイルスによって急速に普及しつつある新しいマーケティングの形に乗り遅れないよう、ウェビナーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事の記載内容は、2020年7月現在の法令・情報等に基づいています。
2020年は、新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが延期・中止になりました。
マーケティング施策の機会を失ったという企業も少なくないでしょう。
そんななか、大きな注目を集めているのが『ウェビナー』という手法です。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためテレワークが推奨され、ビデオ会議などを行うコミュニケーションツールとして、FaceTimeやZoomなどが話題になりました。
『ウェビナー』とは、それらのツールを利用して、インターネット上で行うセミナーのことをいい、『オンラインセミナー』とも呼ばれています。
これまでの動画配信のような、発信者からのみ情報を伝達する一方向式ではなく、発信者とユーザーの双方向のやり取りが可能なことも、マーケティングに適した大きな特徴の一つです。
日本では、緊急事態宣言中も活発にウェビナーが開催されました。
その例として次のようなものがあげられます。
●証券会社が個人投資家向けに株式投資をレクチャーするウェビナー
●IT会社がユーザー向けにSNSの活用法を指南するウェビナー
●ECサイトなどで、ネットショップを出店・開業するためのウェビナー
●Webソフト会社が技術者や研究者に向けて、専門性の高い技術情報を配信するウェビナー
●企業がメディアに向けた説明会を行うウェビナー
また、海外の例としては、今回の新型コロナウイルスで大きな影響を受けたHISアメリカ法人が、顧客に向けた『バーチャル・ツアー&オンラインセミナー』を無料で実施し、大きな話題となりました。
この企画は、各国のスタッフや専属ガイドによる、現地の魅力を発信するウェビナーで、カリフォルニアディズニーリゾートの楽しみ方や、カナダのオーロラツアーなど、各国の魅力を紹介するというものでした。
実際に会場を用意して行われるリアルなセミナーはほとんど中止になっていましたが、人が接触することのないWeb上では、ウェビナーが連日のように行われていたというわけです。
ウェビナーのメリットとデメリット
新型コロナウイルスの影響もあり、リアルで行うセミナーからWebを使ったウェビナーにシフトする企業は多く、今後もその傾向は続いていきそうです。
ウェビナーのメリットは、やはり人と接触することなく、どこからでも発信&参加できることです。
参加者数の制限がないことはユーザー側の参加しやすさにもつながり、リアルのセミナーよりも多くの人を集めることができます。
もっとも、あえて人数制限を設けて、希少価値を付けていくという手法もよく使われています。
ウェビナーツールによっては、ホワイトボード機能やリアルタイム字幕、投票機能に共同作業機能など、動画配信だけではないさまざまな機能が付いています。
これらを活用すれば資料や図などを提示しながら多角的に説明できるため、多くのユーザーの理解を得やすいのも特徴です。
さらに、機材や会場を押さえるためのコストなどもかからず、非常にリーズナブルにセミナーを開催できるのも大きなメリットといえるでしょう。
もちろん、デメリットがないわけではありません。
配信に関するトラブルが起きる可能性もあり、機材の調整ができる人がその場にいない場合、ウェビナー自体が中断してしまうといった問題もあります。
そこで、ウェビナーは基本的にリアルタイムで配信する双方向式ですが、そのようなトラブルを回避するため、セミナーをあらかじめ録画しておいて、後日配信するオンデマンド形式のウェビナーも実施されています。
セミナーのジャンルやターゲットとするユーザーなどを考慮したうえで、リアルタイムで行うライブ形式か、録画したものを配信するオンデマンド形式かを選ぶ必要があります。
いずれにせよ、ウェビナーを開催すれば、新規ユーザーの獲得はもちろん、既存のユーザーへのアピールにもつながります。
新型コロナウイルスによって急速に普及しつつある新しいマーケティングの形に乗り遅れないよう、ウェビナーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事の記載内容は、2020年7月現在の法令・情報等に基づいています。