ホウレンソウってなんでやるの?
おはようございます!
このブログの中でも
何度も触れてきたホウレンソウ。
もちろん野菜のほうれん草ではありません。
報告(ホウ)、
連絡(レン)、
相談(ソウ)、
でホウレンソウです。
社内でもコミュニケーションを
円滑にするために
この三つを意識するといいのです。
数年前に私のコンサルの師匠の
和仁達也先生がメルマガで
このホウレンソウについて
書かれていましたが、
あらためて紹介しますね。
ホウレンソウのやり方については
書籍がたくさん出ていますし、
ネットにも情報は沢山あります。
でね、そんなやり方ではなくて、
その目的から考えてみようということなのです。
報告の目的とは?
報告とは仕事を依頼された人が、
依頼者に対して伝えることです。
依頼した側は依頼したからといって
忘れているわけではありません。
「あの仕事どうなってるかな?」
「何か手伝ってあげられることはないかな」
「依頼した後、
何もリアクションがないけれど
ちゃんと進めてくれているのかな」
「依頼した仕事は本人にとって
少し難しくなかったかな。」
などといろいろ考えているのですね。
だから、
その仕事について、
業務を始める時にはそのやり方の確認、
仕事に取り組んでいる時の途中経過、
その仕事が完了したときの報告、
これらはすべて義務なのです。
遊びではありません。
仕事を依頼されているわけですから、
それを細やかに報告することは
義務なのですね。
だからやらないことが問題なわけです。
報告で勘違いしやすいのは、
完了するまで何の報告もしないことです。
報告とは完了したときにするものと
思い込んでいる人が多いのですが、
違いますからね。
途中経過やその都度の方向性の確認なども
報告の義務があります。
もし仕事が上手くいかなかったときに、
最後のその結果だけ報告をしても、
上司は責任を取りたくありませんよ。
勝手にやりたい放題しておいて
最後の失敗報告だけされても
困りますからね(^^;)
こまめに報告する義務があることを
憶えておきましょうね。
連絡の目的は何でしょう?
それは気遣いなのです。
連絡とはコミュニケーションを
円滑に回すための気遣いです。
自前に伝えておくと、
仕事の段取りがスムーズになることって
結構ありますよね。
一人で仕事はできませんから、
現状を周りに伝えておくことって
とても大切なのです。
相手の気持ちを汲み取れない人は、
連絡をしません。
考え方が自分中心でフォーミーな人は、
「どうしてわざわざ伝えなきゃならないの?」
という発想になるのですが、
周りの立場に立ってみると、
先に言っておいてくれたら
良かったのにってことがあるんです。
残業をしなければならないって
見込みが事前に分かっていたら、
先に伝えておいてほしいですよね。
先回りしてしごとをしておくことが
出来るかもしれません。
残業になりそう日には
予定を入れないようにできます。
周りへの気遣いができる人は
連絡をこまめにできる人なのです。
最後の相談の目的は?
相談とは問題解決を目的とします。
これはあるテーマについて
先に想定できることを考えておくために
相談することができます。
一人で解決できない時には、
相談に乗ってくださいと
上司や周りに声をかけることで、
早期に業務を進めることができますね。
自分でできないのに
一人で抱え込んで
いつまでも仕事を止めてしまい、
結果的に会社に迷惑をかけることが
一番してはならないことです。
何のために周りに人がいるのか
考えてみましょう。
一人で仕事をしているのではありません。
変なプライドは捨てましょう。
ホウレンソウができている会社は
仕事の流れが速くて、
仕事の状態が見えます。
自然とホウレンソウができる状態って、
あなたがどんな状態の時ですか?
ではその状態は、
どうやったら作れるでしょうか?
逆算して行動できる状態を作ってみましょう!