プリウスって本当に節約になるの?|不快感情と向き合う
おはようございます!
さて、節約ブログではありませんが、
ちまたでは生活費をどうやったら
節約できるのか?というテーマが
人気のようですね。
日常生活費の中でも
ガソリン代って気になりませんか?
少しずつ値上がりしていたりして、
家計にボディブローのように
ダメージを与えてます。
このガソリン代が少しでも安くなったら
嬉しいですよね♬
ということで、
ハイブリッドカーや電気自動車が
当たり前の時代になってきました。
残念ながら私はガソリン車しか
乗ったことがないので、
私はこの燃費の良さを
体感したことがありません。
話しが飛びますが、
人の行動ってその原理をご存知ですか?
人は、
快楽を求め、
不快を避ける。
人の行動はこの二つに帰結します。
ガソリン車からハイブリッドカーに
買い替えをする人は、
ガソリンが高いことを不快に感じているはずですね。
ガソリンスタンドに行くたびに
毎回毎回、不快な感情が生まれる。
この感情から逃れるために、
ハイブリッドカーを購入する人が
多いのかなぁと思っています。
環境問題のことを考えておられる人も
中にはおられると思いますけどね。
以前お会いした方で、
新車で購入されたプリウスを
すぐに売却された人がいらっしゃいました。
話を聞いてみると、
「ガソリン代が安くなるから
プリウスを買ったんだけど、
もう退職しちゃったら
そもそも車に乗らないんだよね~」
とのことでした。
同じ大きさの車と比べると
プリウスは結構お高いです。
その高かった分をガソリン代の差額が
上回らないと赤字です。
車に多く乗る人ならば元が取れますが、
退職して通勤もなくなり
車に乗る回数が減ってしまった人には
あまり効果がなかったんですね。
人が判断するポイントには、
「不快を避ける」
という原理が強く働きます
プリウスに関しては2つの観点があります。
1つは、車の値段です。
高い車を買うというのは、
「快」か「不快」かというと
「不快」ですね。
2つ目は、ガソリンを入れる時です。
これも高くなったガソリンを入れるたびに
「不快」になります。
大事なことを言いますが、
人は不快を避ける時には、
「金額」ではなく「回数」で判断してしまいます。
つまり、
車を買う判断はその時の1回だけです。
ガソリンを入れるのは何十回、何百回です。
どちらが不快が多いかというと、
ガソリンを入れることだと感じてしまうんです。
でもでも、
よーく考えてみたら、
先程の人の場合だと、
高い車を買ったことで
結果的に損をしたことになりました。
この人はそれに気が付いて
車を売却しましたが、
多くの人は気が付いたとしても、
気が付かないふりをしてしまうんです。
この大きなお金の判断は、
個人の話でいえば、
家を買うときが代表的です。
あまり深く考えずに、
周りが家を買っているから
自分も大丈夫だろうと安易に購入して、
その後の住宅ローンに
30年も苦しめられるんです。
会社でも同じです。
設備投資をするのに、
ちゃんと採算を考えずに買う。
資金繰りが回るのか考えずに買う。
ちょっとした日常の不便を解消できると思い、
機械設備を導入しても、
社員が楽にはなったけれど
それによって生まれる利益がない。
こんな話はよくあります。
他のパターンですが、
買ったものの操作する人がいなくて
稼働していないなんてオチもあるんですよ。
そんなことを事前に相談できる
パートナーサービスが、
キャッシュフローコーチという仕事なんです。
私が3年前に大阪で勉強してきたコンサル技法ですが、
今はうちの優秀なスタッフたちが
学んでくれています。