社員研修は、本人にどれだけ気づきを与えるかが全て。
おはようございます!
今年も早くも4月となりました。
ずいぶん暖かくなってきましたね。
さて、少し前の話ですが、
今回は年末の話です。
うちの事務所の仕事納めは12月28日でした。
夕方からはミーティングを行い、
今年に向けて
事務所の課題や目標の確認と、
スタッフたちから
一言ずつ、
昨年の振り返りと
今年の目標を語ってもらいました。
そして最後の締めに、
今年最後のチームビルディング研修を
実施しました。
チームビルディング研修とは、
チームで取り組むゲームと通して、
仕事へフィードバックするものです。
このゲームの中で交わされる
コミュニケーションが、
まさに仕事の現場で繰り広げられる
コミュニケーションと重なります。
その体験をすることで
実際の仕事での自分の在り方や、
仕事のしかたについて
気づきを得るのが目的になります。
ゲームによって狙いが異なり、
その会社の状況や問題に合わせたゲームを
チョイスすることがポイントになります。
ゲームの後の振り返りが
ゲーム以上にとても重要な時間となります。
かなりグサッと刺さることがあるのが、
チームビルディング研修の特徴なんです。
人が行動するためには、
他人から言われるのではなく、
自分で気づき、
自分で決めることが
とても重要なのです。
昨年最後の研修は
ペーパータワーというゲームでした。
ゲームそのものは有名なものなので、
探していただければ
ネットで調べられると思います。
ですが、
今回のポイントは、
質問中心研修講師養成講座の野原先生監修の
振り返りワークなんです。
そう、
質問が秀逸なのです。
20分程度のゲームをしただけなのに、
仕事に関する気づきが
これほど深いものが得られるものは
他にないと思います!
今回の研修では、
それぞれから多くの気づきが
アンケートから分かりました。
また、
スタッフごとの特性が顕著に現れ、
うまく参加できないスタッフや、
仕事にフィードバックする質問に
回答が全く出てこないスタッフもいました。
それはやる気がないのではなく、
それがスタッフの特性なのです。
つまり、
私や周りのスタッフが、
そのスタッフから能力を引き出すような
アプローチをしなければならないのです。
そして間違えてはいけないのは、
弱みをなくすために努力させるのではなく、
強みにもっとアプローチすべきなのです。
中小零細企業には、
悠長なことをしてられませんから。
年の終わりにこのゲームをしたのは、
次の行動の一歩を
考えさせることができるからでした。
今年の目標を意識しているこのタイミングが
最適だと感じたからです。
今年もスタッフ教育には
力を入れています。
さらに好循環に持ち込むため、
私も本気で頑張っていきたいです。
また、お客様の会社のスタッフ向け研修に
取り組んでいきます。