藤垣会計事務所

仕事の本質

24.08.20
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おはようございます。

8月も残すところ僅かとなりました。

毎月、会議の初めの時間は研修の時間としていますが、

今月の研修ではアチーブメント社の前田奨コンサルタントに

お力をお借りしてファシリテートをしていただきました。

 

私がまだ税理士資格がなく働いていたときに

ショックに感じたことがありました。

当時45歳の仕事ができる先輩が退職されて行かれたのです。

その理由は、

「税理士事務所の職員として定年を迎えたくない」

とのことでした。

私は、この業界ってそんなに夢がないのかって

とても寂しい気持ちになったことを覚えています。

 

でも確かに当時はそうだったのかもしれません。

すべては経営者である税理士の先生の言うとおりに

手足となって動くこと。

それがすべてであり、

それ以上でも以下でもない。

だからずっと同じ仕事をすることが定年まで続いていく。

こんな職場できたから、

「冴えない会計事務所職員」というレッテルのまま

生きていくのは嫌だ。

税理士になれなかったなら普通の会社に行きたい。

そう思われての退職でした。

 

私は独立した当初は突然の事業承継だったこともあって


先代の先生のやってきたことを踏襲していました。


上記のような気持になったことも忘れて


同じことをしようとしていました。

 

でも今は違います。


私はメンバーたちが成功している状態を作っていくことが


私の役割だと認識しています。


つまり、


会社・事務所という組織を活用して


メンバー達の夢を実現していけること。


そのために自分から求めてくるメンバーには


どんどん与えていける組織でありたいと考えています。

 

与えられるのを待つのではなく、


自分がやりたいことを実現するために


自分から仕事を求めていくこと。


いわゆる主体性をもった人で構成された


組織を目指していきます。

上司の仕事を率先して取ってくるくらいになれば


自然とその仕事をするにふさわしい役職が付いてきます。


仕事が先で、役職は後なのです。


役職が付いたから、その仕事をするのではありません。


どんどん自分の成長の縦軸を伸ばしていきましょう。


見える世界が確実に変わってきます。


私は楽しみに待ってます♬