伝達力
おはようございます!
暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
お盆の真っただ中ですが毎日職場に来ています。
昨年の話になりますが、
プロスピーカートレーニング中の方々のプレゼン練習に参加させていただき、
承認と期待を伝え、
今ある素晴らしいところをさらに伸ばすようなポイント、
さらに改善するとよくなるポイント、
を意識してフィードバックをさせていただきました。
と言っても、
まだ新米プロスピーカーなのでお伝えできることは未熟です。
相手の中にある「もっと伝えたい」という想いを育むように
これを特に意識してお話ししている感じでしょうか。
たくさんフィードバックすることで
私も現場でのフィードバックのトレーニングとして
勉強させていただいてます。
でね、
昨日も多くの方のプレゼンをお聴きしたのですが、
みなさん全員が素晴らしいエピソードを持っていて、
みんなそれぞれが異なるんですよね。
それってどういうことかと言えば、
それは誰もが伝わる相手が違っているということ。
その人だからこそ伝えられることがあるということなのです。
プレゼンの中で話す学びに関する知識は
誰が話しても同じ内容になります。
人によって分かりやすいかどうかはあるかもしれませんが、
ここが人によって違う話となっては困ります。
これは技術を解説するところなのでね。
そしてこの学びの知識、ロジックに紐づけられたそれぞれのエピソードは
臨場感をもって語られることで
聴き手の右脳に働きかけるんです。
その状況を想像しながら自分に置き換えて話しを聴くんですよ。
だから心が動かされるし、
自分でもできる!と感じることができるのです。
プレゼンのゴールは、
聴き手の行動変容になること。
いい話を聞いた、
勉強になった、
では足りないのです。
実際に行動してみた!ということが行動変容です。
相手の行動変容を生むためには、
相手の右脳と左脳の両方に働きかけるプレゼンをします。
自分がやってきたことを棚卸しして
整理した状態にすることで、
相手の必要に応じた話材を頭の中の引き出しから
出して話すことができるようになります。
だからこそ、
プロスピーカーの価値とは実践者であり、
話すことが上手い人ではありません。
常に学びを実践してその体験から伝えることができる人。
その実践を通して卓越した実績を挙げている人。
その人の話しだから聞いてみたい、やってみたい。
そう思っていただけるようになりたいし、
そんなプロスピーカーの仲間を増やしていくことが
私の役割でもあります。
話しを聴いてプロスピーカーに興味を持っていただけたら嬉しいです。