税理士にもいろいろ
おはようございます。
もうすぐ梅雨明けでしょうか!
さて、私が三十代の頃はこの時期は図書館に籠り切りだったのを思い出します。
税理士になったらなったで、
新しいスタート。
10年も受験勉強をしていると、
合格することがゴールだと思いがちですが、
そこがスタート地点。
合格してからが勝負なんですよね。
お医者さんに内科や外科があるように、
税理士にもいろいろタイプがいらっしゃいます。
法人税務の組織再編などに強い税理士がいれば、
医療に強い税理士、
相続に強い税理士、
などなど実は得意なタイプがあるんですよ。
そして税理士には3パターンの登録方法があります。
開業税理士、
社員税理士、
所属税理士です。
個人事業主で開業している人が開業税理士で登録します。
税理士法人で役員として仕事をしている人が社員税理士。
会社の社員ということではなくて、
出資者である社員という意味です。
そして雇用されている税理士が所属税理士です。
私は先代の先生の元で所属税理士(当時は補助税理士)で登録して、
大先生が亡くなられたことで自分が開業税理士として登録しなおしました。
それぞれの価値観があるので何が正解かは分かりませんが、
独立することって大きなチャレンジだと思います。
私も45歳までは岐阜青年税理士連盟という若手税理士の団体で活動してました。
いろいろな若手税理士の生態をみていると、
二代目、三代目として期待されて税理士をしている人、
所属税理士として独立を考えて準備をしている人、
組織の中で活躍している人、
いろんなタイプの人がいました。
私も大先生が亡くなられたことで
独立という形となりましたが、
実は一人で独立することを考えていました。
会社を辞めて独立すると言っても
いきなり一人で開業してもお客様は
いません。
ゼロから始めるメリットは自分のやりたいことができること。
だけど現実はやりたい仕事どころか、
嫌な仕事でもなんでもやらなければ食っていけない。
この時期が人によって乗り切れずにいるんですよね。
外で事務所を構えようとしたら、
家賃や人件費などの固定費がかかってきます。
その前は自宅で開業している人がほとんどなので、
固定費がかかっていませんが、
一人でやってるので売上はそれなりです。
そこから外で事務所を借りるのって一気に固定費が跳ね上がるので
かなり勇気がいるそうです。
知人の税理士からも相談を受けることがありますが、
そこまでいっても「怖い」という言葉を聞くんですよね。
簡単にお客様が増えない時代です。
増えるところにはどんどん増えるし、
増えないところはまったく増えない。
お客様がどんどん減っている事務所も少なくないそうです。
この違いはなにか?
そう、間違いなく違いがあるんですよね。
この話の続きはまたの機会にしましょう。
誰もが大きな壁を乗り越えて上手くいっているような気がします。
あなたの壁はどこにあるでしょうか?