無人販売で窃盗、どっちが悪い?
おはようございます!
6月の最終週となりますね。
さて、
最近でもニュースでたまに見るのが
餃子の無人販売店などでの窃盗の話し。
カメラに映った犯人の映像を流して
あたかも盗った側が悪いように報道してますよね。
まあ、窃盗することが悪いのは当たり前なのですが、
経営という視点に立てば
これは経営者が100%悪いのです(笑
だって、
よく考えてくださいよ。
自分が店員を雇って給料払うのが嫌だから
無人販売にしてるわけで、
盗られて当り前じゃないですか。
昔から無人販売では一定割合で万引きがあるんですよ。
それも知ってるくせに無人店をはじめて、
窃盗をどうやって無くすか考えて
マスコミに映像を流させているのです。
アホですか?と言いたい。
経営において重要なことは、
どこまで自分の管理下に置ける範囲を拡張できるか?
この自分の管理から外れたところから問題は発生するのです。
だから無人販売なんて、
完全に相手に依存した経営じゃないですか。
簡単に万引きできる環境を作っておいて
盗られた盗られたと言ってる経営者が悪い。
人は魔が差す生き物です。
犯罪が起こらないように仕組みを作るのが経営者の仕事。
例えば、
経理をやってる奥さんが机の上に現金のお札を置いたまま
出掛けてしまった。
帰ってきたときにお金が無くなっていた。
誰が盗んだと犯人捜しするのはダメ。
お金を出したままにしたことを反省すべきなのです。
社員を犯罪者にしてしまう原因を作ってしまったことに
反省すべきなのです。
物事は単純に悪いことをしたことだけが問題ではありません。
その背景にある時期や仕組み、ルール、慣習など、
問題が起きない状態をどうやって作るかを
逆算思考で手を打っていくこと。
それが経営者の仕事なんですよね。
大事なことを心得ていきましょう!