新規先との関わり方
おはようございます!
今週は事務所を留守にすることが多いです(^-^;
頼りになるメンバーが頑張ってくれているから
私は外に出られていることを忘れてはいけないと
あらためて肝に銘じていきます。
さて、
先日は午前と午後、
新規のお客様との面談の時間を取りました。
事務所にお越しいただけることもありますが
ご紹介から新規契約となる場合は
こちらから出向いていくこともあります。
新規のお客様との契約の時に
意識していることって何だと思いますか?
一番大事なことは、
その方と信頼関係が構築できるかどうか?
ここに尽きますね。
どれだけ高額の契約になったとしても
税務的にブラックな方とは絶対に契約はしません。
グレーゾーンを好む人とも仕事はしたくありません。
とはいえ、
誰もがお金の支出を抑えていきたい、
つまり税金を少なくしたいことは分かっています。
だからしっかり利益を上げていただき、
そのうえで可能な手段の中から税金が少なく済む方法を
一緒に考えていけばよいと思っています。
脱税志向はなんとなく分かります。
長年の勘でしょうかね。
でね、
もう一つ大事にしていることがあります。
あなたは、
ライフタイムバリューという言葉をご存じですか?
一生をかけた価値
そのお客様から得られるトータルの売上というと
分かりやすいでしょうかね。
短期的な成果ではなく、
税理士の顧問契約は一度締結したら
長く続くことが圧倒的に多いのです。
だから、
初年度では大変で時間がかかったとしても、
2年目以降でながく20年もお付き合いいただき、
さらにはお客様が成長して顧問料も増額していけば
そのお客様は金の卵だったと言えるのかもしれません。
ずっと赤字では意味がありませんので、
お客様との仕事の分担、線引きが適切にできるのなら
最初に労力がかかることは問題ないのです。
最初から細かいことばかりこちらからお願いして、
その結果お互いの関係性が悪くなってもいけませんし、
顧問開始時にはある程度のサービスを手厚くしていくことで
その後のお客様満足度は大きく上がるものです。
長期的な視点で関わることは
とても重要なのですね。
だからこそ、
最初に行っていく初期指導と呼ばれる関わりは
とても重要になるのです。
どの作業はお客様がやって、
どの作業は会計事務所で行うのか、
その資料のつくり方はどうやるのか、
そうやって経理のやり方を決めておかないと
全部を事務所でやらなければならなくなりますよね。
本来、企業の経理は企業側でやるもの、
記帳代行の部分だけが会計事務所の仕事なのです。
売掛金の管理表なんて会計事務所で行う仕事ではないのです。
この棲み分けをしない限り生産性は上がっていかないので、
最初が肝心というわけですね。
というわけで、
新規のお客様とは、
よく話をお聴きしてニーズを把握して
満足いただける形をつくっていきます。
引き続きよろしくお願いいたします(^^)/