TPP 強気のニュージーランド 乳製品交渉
先日ハワイで閣僚会合によるTPP交渉がありましたが、大筋合意とはなりませんでした。
甘利大臣の白髪も増えてきたような気がして大変そうですが、その甘利大臣がこのようなことを言ってましたね。
「某国が過大な要求をしてきた」
この某国とはどうやらニュージーランドのようなのです。
甘利大臣の白髪も増えてきたような気がして大変そうですが、その甘利大臣がこのようなことを言ってましたね。
「某国が過大な要求をしてきた」
この某国とはどうやらニュージーランドのようなのです。
ではニュージーランドは何を過大に要求してきたのか。それは乳製品市場の開放要求のようです。
イメージとしてニュージーランドは酪農が盛ん、というイメージをお持ちの方は多いと思います。正解です。いや、盛んすぎるのです。
ニュージーランドは人口が少ないこともあり、生乳生産量の実に95%を輸出しているのです。輸出額ベースでも3割を占めております。
この乳製品の輸出機会の増大こそが、ニュージーランドのTPP参加の意義とも言えます。
対する日本ではバター、脱脂粉乳などを無秩序に輸入してしまうと生乳需給に混乱をもたらすと言われております。これらから加工乳を作れますので、生乳の需要が減少する可能性があるためです。そうするとただでさえ減っている酪農家がより減ってしまい、日本の酪農業が壊滅状態となってしまいます。
次回はいつになるかわかりませんが、また閣僚会議で大筋合意をめざすとのことです。そのころにはニュージーランドの要求はどのようになっているのでしょうか…
(ちなみに私はTPPそのものに反対です)
イメージとしてニュージーランドは酪農が盛ん、というイメージをお持ちの方は多いと思います。正解です。いや、盛んすぎるのです。
ニュージーランドは人口が少ないこともあり、生乳生産量の実に95%を輸出しているのです。輸出額ベースでも3割を占めております。
この乳製品の輸出機会の増大こそが、ニュージーランドのTPP参加の意義とも言えます。
対する日本ではバター、脱脂粉乳などを無秩序に輸入してしまうと生乳需給に混乱をもたらすと言われております。これらから加工乳を作れますので、生乳の需要が減少する可能性があるためです。そうするとただでさえ減っている酪農家がより減ってしまい、日本の酪農業が壊滅状態となってしまいます。
次回はいつになるかわかりませんが、また閣僚会議で大筋合意をめざすとのことです。そのころにはニュージーランドの要求はどのようになっているのでしょうか…
(ちなみに私はTPPそのものに反対です)