カンヌライオンズ2014から、広告・マーケティングの最前線をレポート:その2
広告とマーケティングに関わる人々の一大イベントであるカンヌライオンズ。 今年の傾向を表す4つのキーワードの2つ目は、「新型実証エンタメ」です。 基本的には実証型広告と呼ばれ以前から一般的な手法なのですが、それをネット時代ならではのエンタテイメントに仕上げている事例が目に付きました。
広告とマーケティングに関わる人々の一大イベントであるカンヌライオンズ。 今年の傾向を表す4つのキーワードの2つ目は、「新型実証エンタメ」です。 基本的には実証型広告と呼ばれ以前から一般的な手法なのですが、それをネット時代ならではのエンタテイメントに仕上げている事例が目に付きました。
プレゼンの基本中の基本。 そのひとつは、自分たちが考えて来たプロセスを、相手に共有してもらうことだと思います。なぜでしょうか? それは、プレゼンをする相手が「自分と違う立場の人」だからです。 上司だったり、お客さまだったり、ずっと一緒に提案を検討して来た仲間には説明は不要です。 部長のOKを取るために行う説明・プレゼンの場合も、部長は途中の打ち合わせには出ていないことが普通です。 部長は多くの案件を抱えているので、ある程度まとまったところで“提案を受ける”形になるのです。
10年以上前は、カンヌライオンズと言えば、テレビCMや雑誌広告の祭典。 応募者も参加者も広告代理店の制作部門の人がほとんどでした。 ところがここ数年、加速度的に部門が増え(2014年で17部門)、広告主側やメディア企業など、広告とマーケティングそしてコミュニケーションに関わる多くの人が集まり、参加者も12,000人にも上るようになりました。 話題作とその傾向も毎年新しくなり、その変化をつかんでおくことは、皆さんにとっても、きっと何らかのヒントになることと思います。
自分たちが一生懸命に考えた企画・提案、そして商品が、なかなかお客様にYESと言ってもらえない。 企画・提案や商品の中味に問題があるのであればいざしらず、説明やプレゼンの仕方が悪いばかりに、簡単にNOを突き付けられてしまう。 そんなケースをたくさん見聞きしてきました。 これを読んでくださっている皆さんの業種は多種多様だと思います。 企画・提案そして商品の中味は、それぞれに異なるでしょう。 それでも、扱う企画・提案や商品を、相手にどう説明し、プレゼンするかには、一定のやり方があります。
前回は、マーケティング界の重鎮コトラー教授の マーケティング3.0についてご紹介しました。 コトラー教授によれば、 これからのマーケティングの目的は 「世界をより良い場所にすること」 になるということでした。 コトラーとほぼ時を同じくして、 経営戦略論の大家マイケル・ポーターも 似たニュアンスの論を展開し始めます。 それが、CSV(クリエイティング・シェアド・バリュー) つまり“共有価値の創造”論です。
前回は「自社商品 / サービスや競合について ネット上の評判や意見をツイッターを通して収集する」 ソーシャル・リスニングをご紹介しました。 大企業においてこのソーシャル・リスニングは、 ずいぶん前から行われていましたが、 このところ“アクティブ・ソーシャル・リスニング” とでも呼べそうな例が散見されます。
前回、前々回と“世界最高峰”の国際広告賞である カンヌライオンズで注目されたキーワード 「ソーシャル・グッド」と、関連してコトラーの マーケティング3.0についてご紹介しました。 コトラー教授によれば、 これからのマーケティングの目的は 「世界をより良い場所にすること」になるといいます。 こういった傾向について、 グーグルを例にして考えてみましょう。
前回は、ツイッターのビジネスへの活用について、 初心者の方が実際に書き込みを始める時の注意点を、 8つにまとめてお届けしました。 今回はツイッター活用のもうひとつの視点、 “ソーシャル・リスニング”と呼ばれるものについて 解説していきましょう。
前回は“世界最高峰”の国際広告賞である カンヌライオンズで2013年に最も注目されたキーワード 「ソーシャル・グッド」についてご紹介しました。 声高に自社製品の優位性を叫ぶのではなく、 広告や企業のマーケティングが、 何か「世の中に良いこと」をする。 その方がそのブランド(製品)が好かれることとなり、 結果的にマーケティングとしての成果が上がる (つまり売れる)という傾向です。
前回は、ツイッターのビジネスへの活用について、 「仲間になる」感覚を大事にし、 売り込みは間に挟む程度にとどめるのが 大切だというお話をしました。 今回は、初心者の方が実際に書き込みを 始める時の注意点を、 8つにまとめてお届けしましょう。