ウィルサイドコンサルティング合同会社

「とにかく採用」からの脱却(5)…「ジンザイ」区分による評価度

15.07.03
業種別【歯科医業】
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採用活動で成功するためには、求人時だけでなくその後の教育・評価にまで視野を拡げて考えることが必要です。 

どんなに素晴らしい経歴の持ち主だったとしても、それだけですべての医院にとって理想のスタッフであるとは言い切れません。医院ごとで求めるスタッフの理想像は異なりますから、採用後の教育は必須となります。
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教育には、最低限のスキル・意識・考えを身につけさせるために行う一律の教育と、それぞれのスキル・意識・考えを伸ばすための各人ごとの教育の2種類があり、スタッフの育成にはどちらも欠かせないものです。 

一律の教育を施す方法は、外部で提供しているような福利厚生サービスなどといったものに頼ることができます。しかし、各人の教育は、各医院にとっての理想的なスタッフ像に向けて各スタッフの段階を見極めながら実施していくことが必要となり、外部サービスだけでは十分とはいえません。 

続いて評価です。スタッフの段階を見極める=評価はとても重要なことなのですが、これがなかなか難しく、悩まれる院長も多いようです。 

評価を難しくしているのは、何を基準にすればいいのか分からないからです。例えば、スタッフの段階を「ジンザイ」で表してみてはどうでしょうか。以下のように、そのスタッフがいることで医院に何が起こるかを区分してみましょう。 
  
○不要な仕事が増えるジンザイ⇒「人細」 
○必要最低限の仕事はこなすジンザイ⇒「人在」 
○工夫・方法が生み出されるジンザイ⇒「人材」 
○新たな目的を創造できるジンザイ⇒「人財」 

このような主観的な印象から区分けをし、より客観的な事象で肉付けしていく。あくまで簡易的な方法ではありますが、まずはこういう方法からでも始めてみることが大切です。 


クリニック経営、次の一手 


[プロフィール] 
フォーユーメディカル株式会社 アットベネフィット事業部(大城正和・倉田竜典・町山卓)
同事業部では、医療・介護従事者のための福利厚生サービス「@Benefit」として、歯科医院スタッフにも大企業社員並みの福利厚生をさらに医療・介護分野だけの特別プログラムをプラスして提供しています。
@Benefit(アットベネフィット)
営業スタッフは、医療介護福祉事業に特化した採用・求人から教育・評価までをサポートする人材戦略コンサルタントとしても活躍中。


[記事提供] 

(運営:株式会社アックスコンサルティング)