手軽に始められるソーシャルメディア施策、Twitterの活用法を考えてみよう(その1)
現代社会のビジネスにおいて、
無視できない存在になっているソーシャルメディア。
ビジネスで活用できるソーシャルメディアとして
最も手軽に始められるのはTwitterでしょう。
担当者がひとりいれば、無料でいつでも始められます。
一回に140字までの内容をツイート(書き込み)すれば、
フォロワー(読者)に向かって、
さまざまな内容を発信できる手軽さが魅力です。
今回は、このTwitterの活用法についてお話していきましょう。
無視できない存在になっているソーシャルメディア。
ビジネスで活用できるソーシャルメディアとして
最も手軽に始められるのはTwitterでしょう。
担当者がひとりいれば、無料でいつでも始められます。
一回に140字までの内容をツイート(書き込み)すれば、
フォロワー(読者)に向かって、
さまざまな内容を発信できる手軽さが魅力です。
今回は、このTwitterの活用法についてお話していきましょう。
佐藤達郎の今すぐ使える!マーケティング
知らない人のいない大企業から街のカフェにいたるまで、
ビジネスにTwitterを活用している例はたくさんあります。
そして成功例もあれば、
大企業の公式アカウント(その企業の専用ページ)なのに、
フォロワーが数百人から増えないといった失敗例も目にします。
成功するTwitter活用の秘訣とは何でしょう?
簡単に言えば、「商売を全面に出さない」ということです。
Twitterは、
好きな時に好きなことを「つぶやいて(書き込んで)」、
好きな時に好きな人(アカウント)のツイートを読む場です。
いわば、パーティー会場でおしゃべりを楽しむような「社交の場」です。
チラシやインターネット・バナーや新聞広告など、
いままでの「お金を払って掲載する」広告の感覚で分け入るのは、
パーティー会場にいきなりテーブルを拡げて
モノを売ろうとするようなものです。
従来の広告宣伝とはハッキリとやり方を変えなければなりません。
従来の広告と同じ感覚で、
自社の新製品情報や自店のおススメメニューを
一方的に送りつけても、誰も読んでくれません。
では、どうすれば良いのか?
Twitter上では「仲間になる」ことに徹しましょう。
自社や自店に「好感を持ってもらう」
「興味を持ってもらう」
「気にかけてもらう」ためにこそ、
Twitterアカウントは活用すべきで、
「伝えたい情報」はその間に
挟むくらいにとどめるのがおススメです。
そして「仲間になる」ためには、
より個人的である必要があります。
「中の人(Twitter担当者)の個性」を
極力だして行くことが必要になります。
例えばNHK広報局のアカウントは、
もちろん番組情報を流すのが目的ですが、
それとは別に「だいたい3時だよ」といった
ユルイつぶやきが人気を集め、
62万人ものフォロワーを誇るという成功例もあるくらいです。
次回の「佐藤達郎の今すぐ使える!マーケティング手法」は
「手軽に始められるソーシャルメディア施策、
Twitterの活用法を考えてみよう。その2」をお届けします。
[プロフィール]
佐藤 達郎(さとう・たつろう)
多摩美術大学教授(広告論 / マーケティング論)、コミュニケーション・ラボ代表。2004年カンヌ国際広告祭日本代表審査員。浦和高校、一橋大学、アサツーDK、(青学MBA)、博報堂DYを経て、2011年4月より現職。著書に、『NOをYESにする力!』『アイデアの選び方』『自分を広告する技術』『教えて!カンヌ国際広告祭』がある。
[記事提供]
(運営:株式会社アックスコンサルティング)
知らない人のいない大企業から街のカフェにいたるまで、
ビジネスにTwitterを活用している例はたくさんあります。
そして成功例もあれば、
大企業の公式アカウント(その企業の専用ページ)なのに、
フォロワーが数百人から増えないといった失敗例も目にします。
成功するTwitter活用の秘訣とは何でしょう?
簡単に言えば、「商売を全面に出さない」ということです。
Twitterは、
好きな時に好きなことを「つぶやいて(書き込んで)」、
好きな時に好きな人(アカウント)のツイートを読む場です。
いわば、パーティー会場でおしゃべりを楽しむような「社交の場」です。
チラシやインターネット・バナーや新聞広告など、
いままでの「お金を払って掲載する」広告の感覚で分け入るのは、
パーティー会場にいきなりテーブルを拡げて
モノを売ろうとするようなものです。
従来の広告宣伝とはハッキリとやり方を変えなければなりません。
従来の広告と同じ感覚で、
自社の新製品情報や自店のおススメメニューを
一方的に送りつけても、誰も読んでくれません。
では、どうすれば良いのか?
Twitter上では「仲間になる」ことに徹しましょう。
自社や自店に「好感を持ってもらう」
「興味を持ってもらう」
「気にかけてもらう」ためにこそ、
Twitterアカウントは活用すべきで、
「伝えたい情報」はその間に
挟むくらいにとどめるのがおススメです。
そして「仲間になる」ためには、
より個人的である必要があります。
「中の人(Twitter担当者)の個性」を
極力だして行くことが必要になります。
例えばNHK広報局のアカウントは、
もちろん番組情報を流すのが目的ですが、
それとは別に「だいたい3時だよ」といった
ユルイつぶやきが人気を集め、
62万人ものフォロワーを誇るという成功例もあるくらいです。
次回の「佐藤達郎の今すぐ使える!マーケティング手法」は
「手軽に始められるソーシャルメディア施策、
Twitterの活用法を考えてみよう。その2」をお届けします。
[プロフィール]
佐藤 達郎(さとう・たつろう)
多摩美術大学教授(広告論 / マーケティング論)、コミュニケーション・ラボ代表。2004年カンヌ国際広告祭日本代表審査員。浦和高校、一橋大学、アサツーDK、(青学MBA)、博報堂DYを経て、2011年4月より現職。著書に、『NOをYESにする力!』『アイデアの選び方』『自分を広告する技術』『教えて!カンヌ国際広告祭』がある。
[記事提供]
(運営:株式会社アックスコンサルティング)