税理士法人笠松・植松&パートナーズ

人とのつながりを大切に。“紹介”から、認知度をアップ!

15.06.07
業種別【美容業】
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町中にサロンがあふれている時代になりました。サロンはお客さまが来店して始まる「待ちの商売」ですが、ただ待っているだけでは来店していただけません。だからこそ、認知度を高めることが重要です。

今回は東京都内有数の激戦区に店舗を構える、サロンSさんからお話をうかがいました。サロンSさんは“紹介”というアナログな手法を使い認知度を高めています。紹介とは具体的にどのような手法なのでしょうか?
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女性にとって美容の話題は欠かせません。美容の話題の中で、自店を紹介してもらえるようにします。そのために、紹介ツールを作成することが必要になります。たとえば、「DM」「飲食店などに置いてもらえるようなフライヤー」などです。お客さまの中で、メニューやサロン自体の認知度を上げるためのツールが必要不可欠です。

サロンSさんでは、ツールづくり以外にも力を入れています。それは、美容関係で働いている方とのつながりを広げていくことです。同じ美容関係の方で美意識が高く、お客さまを紹介していただけることが多いからです。たとえば、自分が通っているエステ店の担当の方に、「自店に来てください」とお誘いをします。実際に来店していただいたときは、しっかりと対応をします。もし、エステ店の方がサービスに満足をすれば、担当している別のお客さまに自店を紹介してくれるでしょう。もちろん、押しつけにならないようには気をつけなければいけません。

お客さまと紹介してくれる人とは、良い関係づくりをしましょう。そのために自分のお客さまを紹介します。肌が気になるお客さまがいれば、肌診断をしてくれるエステサロンを紹介。紹介してもらうだけでなく、自分からも紹介をすることでより深いつながりをつくることができます。

ヘアサロンは情報交換の場でもあります。お客さまとのつながり。美容関係者とのつながり。つながりが、新しいつながりを生み出していきます。

人との縁から成り立つ認知度アップ。ぜひ、試してみてください。


となりのヘアサロン


【記事提供元】
サロンオーナー2015年6月号(理美容教育出版)