税理士法人笠松・植松&パートナーズ

ネット予約の利用率を上げるとっておきの秘訣とは?

15.01.11
業種別【美容業】
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予約制を導入しているサロンは珍しくありません。
しかし、その方法や運用の仕方は各サロンの実情によって異なります。
首都圏郊外に店舗を構えるサロンRは、独自の方法でネット予約の割合を徐々に高めています。

サロンRの予約は、電話予約と来店時の次回予約、それとネット予約にて受け付けています。
割合としては、電話が6~7割前後、次回予約が2割、ネット予約が1割程度です。
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となりのヘアサロン

ネット予約システムを導入したのが、現在から5年ほど前。
それまでのポイントカード制度を廃止して、導入に踏み切りました。

現在、電話予約はスタッフ全員で協力して対応。
しかし、繁忙期は全員手が離せないこともあるそうです。
「もっとネット予約の利用率を上げたい」というのが当面の課題ともいえます。

もっとネット予約を利用してもらうために、サロンRはどうしたのでしょう?
会員登録をしてもらうために、ネット予約をしてもらうとポイントがつく仕組みにしたのです。
いつでも予約できる上に、商品などと交換できるポイントがつくというメリットを伝えることで、利用率を徐々に高めていきました。

さらに、来店時に次回予約をした顧客に対しては、同日に同じ内容でネット予約をしてもらうことを頼みました。
そうすることで、5%引きという次回予約の特典と、ネット予約によるポイントの両方がつくというWのメリットを伝えることで、ネット予約の利用率をさらにアップさせています。


【記事提供元】
サロンオーナー2014年11月号(理美容教育出版)