税理士法人笠松・植松&パートナーズ

シャンプーとマッサージで地域客を開拓

14.07.06
業種別【美容業】
地域に密着したヘアサロンになるにはどうすればいいか。

東京・下町地区で地域密着のヘアサロンを
3店舗経営するK氏は、地域密着店になるために
考え抜いた結果、シャンプーと頭皮マッサージ、
肩もみを強化することにしました。

それはなぜか?

来店して一番気持ちがいいと思ってもらえるからです。
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となりのヘアサロン

シャンプーは天然由来で顔も体も洗えるものを使用。
丁寧に指の腹で二度洗いします。
マッサージは肩までしっかりと。

地道な取り組みが功を奏して
「シャンプーとマッサージが上手な店」として
口コミが広がっていきました。

その後、天然由来のシャンプーの店販を開始。
次回来店までの使い方を説明しながら販売をすすめて
お客様を増やしていきました。

さらに肝心なのが、お客様の送り出し。
店の外に出て、姿が見えなくなるまで見送ることにしている。

このスタイルを20年以上続け、
通行人にも「感じが良いお店」として知られ、
地域での存在感を増していきました。

店内で地域のネタを話せば、
その場にいるお客様全員が会話に参加するほどの地域密着ぶり。
売上だけでなく、お客様とのきずなを太めています。

現在1店舗で高齢者を対象に送迎サービスを実施。
地域にさらに寄り添う姿勢を示しています。

次回の「となりのヘアサロン」は
「『お客様が家族だったら』の視点を持つ」をお届けします。


【記事提供元】サロンオーナー2014年6月号(理美容教育出版)