税理士法人笠松・植松&パートナーズ

新しく店舗を立てるなら古民家が狙い目 「雰囲気よし」「立地よし」「賃料よし」の物件が見つかるかも

17.07.07
業種別【飲食業】
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飲食店を開業する際に悩むことのひとつ「物件選び」。

競合他社の存在を気にしつつ、人の流れがある立地を選ばなければいけません。
集客のことだけを考え、駅やランドマークの近くといった好立地の物件を選んでしまうと、家賃が高くて収益性に影響が出てしまう可能性があります。家賃を低く抑えるということは成功を収めるためのカギなのです。

そんななか最近では、立地の良い古民家を活用して売上を伸ばしている店舗が現れています。
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古民家をリノベーションした店舗が外国人から人気 

日本には都市部の古民家をリノベーションして、昔ながらの雰囲気で食事を提供する居酒屋が数多くあります。

その代表例のひとつ「新宿のゴールデン街」。
ここには築年数が数十年を超えた物件がたくさんありますが、内装のリノベーションもせずに当時の雰囲気のまま営業している店舗が少なくありません。

狭い路地に何軒もお店が立ち並ぶ雰囲気を受けてか、外国人も連日押し寄せています。 

ゴールデン街のような古民家の持ち主から了承を得て物件を借りるには、説得に時間がかかることが多いようです。そのときは、「街の景観保護」や「建物保存の観点」を理解してもらえるように注力することが効果的とのこと。 


立地がよい建物が空き家となっている可能性が、、、 

総務省の「住宅・土地統計調査」によれば、2013年の空き家件数は約820万戸。
人口は減少傾向にあるので、今後も空き家は増えていくと予測されています。

また国土交通省の調査によると、空き家の持ち主の2割近くは空き家をそのまま放置しているようです。
空き家を解体して更地にすると税金が高くなるため、今後も4割近くのオーナーが空き家を解体せずに所持しようとしているそうです。 

実は、好立地にある空き家は少なくありません。
リフォームなどの改修費用はかかるものの、雰囲気や立地がよかったり、家賃が想定よりも安かったりして、飲食店ビジネスを大きく伸ばす可能性を秘めています。

店舗選びの際は、ぜひ空き家となっている古民家を探してみてください。 


繁盛飲食店のヒット商法最前線