クリープショー
この映画の監督、ジョージ・A・ロメロ監督は言わずと知れた名監督です。
現代における「ゾンビ」というものを確立したとも言われている、 ゾンビの生みの親です。
そしてこの映画の脚本はスティーブン・キングです。
スティーブン・キングも言わずと知れたといった感じですが、 『スタンドバイミー』『シャイニング』『キャリー』等で有名で、 小説も、その小説が原作の映画も名作揃いなわけです。
なんとこの映画にはスティーブン・キングも出演しております! しかも超熱演です!
この映画はオムニバスホラーとなっております。
本筋としましては、 ホラーオタクの少年(たしかスティーブンキングの息子演ずる)が、 父親に「お前はこんなくだらない物ばかり読んで!」とブチ切れられ、 大切なホラー雑誌が捨てられるところから始まります。
そしてそのホラー雑誌のタイトルが『クリープショー』。 嵐の中ページがめくれ、その雑誌に載っている漫画の話を 1話ずつ紹介されていく流れで短編が始まります。
5つの短編から構成されており、簡単に説明するとこのような話です。
1、横暴だった父は家族に殺される、そしてある父の日にゾンビとなり一家皆殺し! 2、庭に落ちた隕石に触れた農夫、体がコケだらけになり自殺! 3、夫婦が元夫に浜辺に首まで埋められ溺死!勿論ゾンビとなり元夫を襲う! 4、大学に隠された箱には怪獣!これは好都合と強情な妻を餌食に! 5、潔癖症の金持ちの家にゴキブリが大量発生!金持ち、食い殺される!
このような大変愉快な短編の後、少年の話に戻り、 少年は『クリープショー』の通信販売にあるブードゥー教の藁人形を購入。
藁人形を駆使して父を呪い殺し、この映画は終わります。
※ ちなみにスティーブン・キングは2番目のコケだらけになる農夫を演じております。
あらすじを読んで、くだらないホラー映画と思いがちですが、 一貫していることはどれも勧善懲悪ということです。
息子の趣味を否定して雑誌を捨てる父は勿論、五寸釘です。
ホラーとかスプラッタとか他モロモロ子供から規制することは全く無意味だと個人的には思います。
そういう雑誌とか映画を観て育ったロメロとキングはこんなにも名作を作りまくる天才になったわけですし。
今海外ドラマなどでゾンビが流行っていますので、 皆様もトレンドをつかむため、ロメロの映画を観ましょう!
以上。