『児童虐待』や『医療ネグレクト』に医師はどう対応する?
近年、児童相談所における児童虐待相談対応件数は増加傾向にあり、令和5年度は225,509件で過去最多となりました。医師には、「児童虐待の防止等に関する法律(児童虐待防止法)」に基づき、虐待が疑われる児童を発見した際の「通告義務」が課せられています。しかし、いざその場面に直面したとき、守秘義務や保護者との関係悪化を恐れ、躊躇してしまうケースも少なくありません。今回は、法令上の位置づけやガイドラインを踏まえ、医療機関が直面する虐待対応の現実と、医療従事者として取るべき具体的なステップについて解説します。