経営統合その後 ・・・歎異抄
年末・・・お決まりの「本当に早い1年でした!あっという間に12月も半ばです」
「気が付くともう年を越しているんでしょうね・・・・」
そのような挨拶が聞かれる時節になってきたのに・・・気のせいか 今年は
「良いお年を!来年もよろしく」といった挨拶があまり交わされないような
気がする? のは、一方的なこちらの心情によるものでしょうか?
事務所にとって最大の出来事は、もちろん経営統合したこと。
細谷会計事務所がなくなって、新しい事務所に名前が変わり・・・それでも以前から
続いてきたように、一見 職場は自然に動いている。
何年も考え悩んできた事が実際に動き始めてみると・・不思議なほど!
悩むより動いてみるものなのか?
でも毎日ザワザワしたさざ波は起こる。
このザワザワ感の原因は何だろう と思った時、思い当たる事が二つ
*環境が変わる事(システム全般の切替による手間の多さ)への順応性の欠如
使い慣れたシステムが統合先仕様に変更されたことにより、設定の煩雑さや
使用になれるまでのストレスが少しずつ溜まってきている事
*今までは自己責任であるが、自己判断で行っていたものが、一つ一つ本部へ確認
をとり許可を得なければならない事
2つとも経営統合を決めた時点で想像できた当たり前の事象ですが、32年間作り上げた
組織の変更は、やはり思った以上にハードでした。
(今なら経験上、M&Aのサポートができる。などと開き直っていますがこれは
経験してみないとわからないものです)
歎異抄(たんにしょう)という本をご存じだろうか?
親鸞聖人の教えを正しく伝えるために弟子の唯円が書き下ろしたもの・・・異なることを
嘆く・・・つまり、正しい教えとは異なる解釈を嘆いて書いたと言われている。
司馬遼太郎が無人島に持っていく一冊として挙げているとか。
元銀行員で僧侶の安永雄彦氏が現代のビジネスパーソンに向けた「超訳 歎異抄」
という解説書を書いているので読んでみた。
この中に「他力本願」「絶対他力」という言葉が出てくる。・・・自分の力で何とか
しようとするのではなく、阿弥陀様の救いを全面的に受け入れるという境地
言い換えれば「自分でなんとかしようとする気持ちを完全に手放し、大いなる力に全てを
まかせる」という境地だそうです。
決して「何もしなくていい」という意味ではなく、むしろ「自分の限界を知り、他者や
大きな力を信じることの大切さ」と説いています。
「人事を尽くして天命を待つ」といった心境でしょうか?
仕事や人生で生きづまったとき、「全て自分のせい」と考えるのでなく、「大きな
流れの中にいる」と受け止めることが大切。
努力は大切だが、その努力が報われるかどうかは、最終的には「ご縁」や「流れ」に
ゆだねられています。
その考えを持つことで、仕事や人生において「やるべきことをやり、それ以外は
手放す」心の余裕を持つことができる・・・これこそが、現代人にとっての「他力本願」
の生き方なのではないか。
と安永氏は解説していますが、いかがでしょうか?
【あるがままに受け入れる】ということは難しいことですが、ご縁を大切にして
あとは「なるようになる」と流れに身を任せることによって、ストレス社会を
もう少し楽に生きていけるかもしれません。
来年が良い年になりますよう!!
良いお年をお迎えください!!
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