「ラベル」を活用していますか?
ラベルとは、顧客リストのカテゴリ分けに使う機能です。
ラベルを活用することにより、
たくさんの配信先から送りたい人だけに情報を送ることができます。
相手先のニーズに合わせた情報を送ること(=ターゲティング)を
行うことはとても重要ですが、
一人ひとり選択していくのはとても大変です。
ラベルを登録することによって、
面倒な「選択」の作業を省くことができ、
見やすいデータベースの構築にとても有効です。
ラベルの分け方は、大きく分けて3つ。
①配信先の属性による区分
②職種による区分
③参加交流会や人脈による区分
今回は、効果的なラベルの活用方法について
お伝えさせていただきます。
【基本編】
まず登録していただきたいのは
「顧問先」「提携先」「見込み」の3つです。
これは、先ほどお伝えした「①配信先の属性による区分」になります。
■顧問先
顧問先様だけにお伝えしたい情報、たくさんあると思います。
「休暇のお知らせ」や、「年賀状」など・・・
先日、
「顧問先向けにアンケートを実施して、満足度向上につながった」
というお話もお聞きしました。
顧問先向けアンケート収集も、
ラベルで分けてしまえばメルマガで簡単にお送りすることができます。
■提携先
銀行さんや、他士業の方、保険の営業マンのなど、
お客様を紹介してくれる方々です。
「紹介キャンペーン」を打ち出していくときに登録してあると、
とても便利です。
■見込
お客様になりそうな方、お客様にしていきたいと思っている方です。
この方々にをラベル分けして、限定した良い情報を送ることで、
顧問先やセカンドオピニオンの受注に有効です。
最低でもこの3つは登録しておきましょう!
【応用編】
基礎編が完了したら、もっと細分化してラベルを作ってみましょう。
①配信先の属性による区分
「顧問先」「見込み」「提携先」だけでなく、
「年一決算」「月次決算」「経理担当」「設立前」などもよいです。
たとえば、
「設立前」の方に、会社設立ノウハウに関するメルマガをお送りすることで、
「この先生は設立に強いんだ!」というブランディングができますね。
またそういう方々は同じように設立を考えている人の集まりに
参加することが多いので、周りの紹介も促すことができます。
ぜひ、ご活用ください。
②職種による区分
例:「税理士」「司法書士」「不動産」「保険」
「この職種の方に送りたい」というだけでなく、
「同業には送りたくない」など、
ある条件の方を省いてメルマガを送るときも有効です。
顧客を選択するときにラベルで検索して一括でチェックを外すことができます。
③参加交流会、人脈による区分
例:「●日の交流会」「〇〇(事務所職員様のお名前)名刺交換」
とくに交流会に参加されている方は要チェックです!
交流会後の名刺管理のフローは作っていらっしゃいますか?
たとえば「2015.8.5 〇〇交流会」というラベルをつくり、
その日交換した人をラベル登録します。
お礼メールを送る際の顧客選択が簡単になるだけでなく、
「この人は、2015.8.5の〇〇交流会で出会った方だ!」とわかりやすくなります。
また、早めにお礼メールを送らなければならないので、
名刺登録が習慣になります。
習慣化、もしくは事務所で仕組化すれば名刺がたまっていくことがないので、
お手持ちのリストを最大限に活用することができます。