株式会社アックスコンサルティング

2025年!名刺交換後のフローを見直してみませんか?

24.12.27
03_コンサルタントブログ
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顧問先がなかなか増えなかった職員1名の会計事務所が、
たった120枚の名刺から1,200万円の新規売上を生み出した成功事例をもとに

●異業種交流会などで交換した名刺から、いかに顧問先を獲得するか
●次の段階で、いかに顧問先の満足度を高め、解約を防止し、紹介を生み出すか

といった点を6つのポイントに絞ってお伝えさせていただきます。

本記事は税理士の先生だけでなく、社労士や司法書士、弁護士の先生方も
ご参考頂ける内容となっております。ぜひ最後までご覧ください。

1.交換した名刺をリスト化

まず、お手元に

●既存の顧問先 
●紹介でお会いした方
●勉強会やセミナーでお会いした同業者以外の方
●自事務所とサービス提供範囲が明確に違う同業の方 
●以前問い合わせがあったものの契約には至らなかった方 

などの名刺をご用意ください。 
その名刺の枚数は合計何枚になりましたか? 

先ほどお伝えした職員1名の会計事務所は、
 「交換したまま放置していた名刺を120枚リスト化すること」 
からスタートし「6か月で1,200万円の売上」を実現しました。

 逆に言うと、
「名刺交換後にアクションを起こさないと案件は 生まれない」
とも考えられます。 

交換した名刺がそのままになっている場合は、
今すぐ枚数を調べ、リスト化してください。
その上で、交換した名刺リストに売上に繋がるヒントがないかをチェックしてみましょう!

2.名刺リストをグループ分け

次に、作った『名刺リストのグループ分け』を行います。
データベースは「作って終わり」では意味がありません。
『活用し結果を出すこと』が大切です。

士業事務所にとっての結果とは、
・名刺交換した相手先が顧客になる
・顧問先や他士業、企業から紹介案件をもらう
の2つです。

つまり、データベースを活用するために大切な
『名刺リストのグループ分け』は、そのリストに、

・顧客になる人が何人いて、
・紹介をくれるようになる人(パートナー候補)が何人いるのか

を把握することがスタートになります。

3.提供する情報の内容を決める

では、名刺交換リストから新たな売上を生み出すために、
どのようなアクションを起こすべきなのでしょうか?

それは
●顧客が士業事務所のサービスを受ける際に、知っておかなければならない情報
●知っていると得する情報

を配信するということです。
例えば以下のような情報配信です。

配信する士業事務所 配信記事のタイトル例
会計事務所 『確定申告』を税理士に依頼するタイミングと注意点
社労士事務所 労働条件変更も?
パート・アルバイトの社会保険加入の義務化に備える
司法書士事務所 相続登記で「住所がつながらない」場合にどうすればよいか?
法律事務所 SNSの炎上から誹謗中傷に!? リスクを避けるための対策を解説


こういった、
「士業からしたら当たり前だけど、経営者の方にあまり知られていない役立つ情報」です。

なお、情報配信を定期的に行っていく場合は、
各事務所のサービスの強みに合わせた内容を選定して配信することがおすすめです。

4.名刺リスト先へ定期的に情報提供

リストを作成し、情報配信を行う上でもっとも大切なことは、継続することです。
継続するべき理由は2つあります。

①名刺交換だけでは忘れられるため
一度会って名刺交換しただけでは、相手は先生のことを忘れてしまいます。
※税理士であれば、全国に7万人存在するため、誰がどういう税理士だったかまで覚えられていません。

②税理士の違いを認識していないため
顧客は税理士の違いを認識していません。
2つの会計事務所があったとき、お客様は、まったく同じとは言えないまでも、
その2つの事務所のサービスに「差がある」という認識はしていません。

だからこそ、以下の2点が必要になります。

・名刺交換後、継続的に情報を配信して覚えていてもらう
・役に立つ情報配信で信頼を獲得し、専門家でも違いがあるということを知ってもらう

現在、事務所通信やSNSなどを使って、名刺交換者のリストに
定期的な情報提供はできていますか?

5.名刺リストを増やすルールを設定

名刺リストを活用し、定期的な情報配信を行うと、
お問い合わせが発生するようになります。

この仕組みが出来上がると、
リスト追加=成果が見えるようになり、
リスト収集(名刺交換)が積極的にできるようになります。

さらに蓄積されたデータ(名刺)が、
ある程度の量を超えると『データベース』として有効活用できます。

成長し続ける士業事務所はそういったデータベースを持っており、
様々なマーケティング活動に活用しているのです。

 

上記のような問い合わせや紹介から、
100%の契約率を維持し続けることはとても困難です。

ただ、契約に結びつかなければ、
それまでのマーケティング活動は無駄な活動になってしまいます。

そのため、契約しなかった案件を追客したり、
そもそも問い合わせのみで契約するタイミングになかった方を追客して、
長期的な意味での契約率を高めていくことができれば、
徐々に年間の新規顧客の獲得総数も増加していきます。

6.成功サイクルの創出

PDCAを回し、名刺リストを追加していくと、
顧問先になりやすい勝ちパターンがわかるようになります。

このパターンを、
①対見込み客・対パートナーの両方で構築することが成功サイクルの構築です。

まとめ

今回ご紹介した6つのポイントはいかがでしたでしょうか。
ぜひ2025年は名刺交換後のフローを見直して新規顧客獲得に繋げて行きましょう。

また年明け1月23日(木)には、
【第6回 士業のベストメンバーによる食事会&交流会】がございます。

この新年顔合わせでの名刺交換や情報共有で、
ぜひ新たなビジネスチャンスをつかんでください。

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