【弁護士必見!】継続した案件獲得をするための手法とは?
今回は労務に強いとある弁護士事務所A先生の事例をご紹介します。
A先生のご事務所ではハラスメントや労働紛争などの業務を主に受注していました。
これらの業務を日々行っていく中で、
「長期的に継続した案件の獲得ができない」
「自社サービスの提案がうまくできない」
という課題がありました。
こういった課題を乗り越え、
長期的に継続した案件獲得をするために現在も活動している
A先生の事例をご紹介します。
同じような悩みをお持ちの先生はぜひご覧ください。
A先生の活動としては
大きく分けて3つです。
1,社労士事務所の職員向けにセミナーや勉強会の開催
2,中小企業経営者向けのセミナー開催
3,税理士への営業活動
1,社労士事務所の職員向けにセミナーや勉強会の開催
A先生は労務の案件を紹介から獲得し、顧問先を増やすために
労務相談が集まりやすい社労士事務所の職員向けに勉強会を開催しました。
まずは企業内で起こりやすいトラブルの事例をレジュメにまとめて訪問し、
職員向けにトラブルが起こる背景から事前対策の方法などの勉強会を実施しました。
勉強会によってA先生と職員との関係性が近くなり、
顧問先対応を行っている職員から直接相談や紹介をもらえる関係性を築きました。
さらにハラスメントに関するアンケートを顧問先へ配布し、
1つでもチェックが付けば事務所へ相談する仕組みの提案を行いました。
A先生はあくまで社労士事務所の相談役としてこれらの活動を行い、
結果として紹介からの案件獲得に成功しました。
2,中小企業経営者向けのセミナー開催
またA先生は「労務に強い弁護士事務所」というブランドを確立するために
中小企業の経営者向けにもセミナーを開催しました。
実際に行ったテーマは、
「労務に強い弁護士が実際に遭遇した労務トラブル10選!」
「経営者の方々に伝えたい!弁護士事務所のトリセツとは!?」
「知っておくと得する労務トラブルの未然防止策2021!」
など経営者の方々が親しみやすいワードを敢えて使うなど工夫しました。
3,税理士先生向けのアプローチ
そしてA先生は紹介から継続した案件の獲得をするために、
法人のお客様を顧問先に抱える税理士へのアプローチも行いました。
税理士との接点を増やすためには、
積極的に士業交流会などの交流会へ参加することが非常に効果的です。
士業交流会で知り合った税理士先生へメールや電話などで、
定期的に接触することで関係性を深めました。
さらにこれまでの取り組みに加えて、
労務の案件を受注する際は1年間の顧問契約を必ず提案し、
少しでも継続性のある案件獲得に努めました。
こういった取り組みを通して、
A先生の事務所では
紹介から5件、セミナーから2件のスポット案件の獲得に成功しました。
そのうち4件が顧問契約の受注になりました。
今後も今回の活動を通して知り合った方々との関係性を深めていくとともに、
1年間の顧問契約を3年、5年とより長く継続していくことが
今後の課題とおっしゃっていました。
今回の成功のポイントは3つあります。
1つ目は、
お客様をご紹介いただける方の母数を増やすために
知り合いを増やす活動を定期的におこなったこと
2つ目は、
紹介をもらうために自社の強みや得意分野を
相手から見ても分かりやすく明確にしたこと
3つ目は、
相手との連絡を密にするなどコミュニケーションを怠らなかったこと
A先生のご事務所は、何か特別なことに取り組んだわけではありません。
ポイントさえ押さえてしっかり行動すれば
どんな事務所でも成果が出る活動です。
この記事を読んでくださったあなたのご事務所でも
ぜひ取り入れてみてください。
今回ご紹介した活動を効果的に進めるためのツールを
アックス弁護士パートナーズの会員様向けにご用意しています。
本活動にご関心いただき、事務所の活動に取り入れたい方は
プロパートナーオンラインサイトよりツールを活用いただくか、
弊社コンサルタントまでご相談ください。
https://znews-online.com/accs/user/account/login/login.php?c=MzYw