石田勝也税理士事務所

記事一覧

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離婚の際に決めた合意内容が守られない場合、どうすればいい?

17.12.01
ビジネス【法律豆知識】

離婚をする際に、夫婦間で取決めをすることが多いと思われます。 取決めでは、離婚の合意から始まって、親権者や養育費、面会交流などが定められます。 しかし、合意をしたことで、元夫(元妻)が合意内容を守ると思って満足していませんか。 仮に、元夫(元妻)が合意内容を守らなかった場合(養育費を支払わない、面会交流をしてくれないなど)、どうすればいいでしょうか。

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身近に潜む相続問題 知っておきたい『遺留分』『遺言書』のこと。

17.11.10
ビジネス【法律豆知識】

日本公証人連合会の発表によると、遺言公正証書の作成件数は年々増加し、昨年1年間で10万件に達しました。 家庭裁判所における遺言書の検認件数も年々増加傾向にあります。 遺言書があれば、相続トラブルを防ぐことにつながります。 その一方で、遺言書に「すべての遺産を長男に与える」と書かれていて、トラブルの火種となる、なんてケースも、よくある話です。 遺言書の内容に納得できない時、どうしたらよいでしょうか。

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友人知人間でのお金の貸し借り、返してもらえなければ裁判も

17.10.27
ビジネス【法律豆知識】

友人や知人に「ちょっとお金を貸してくれないか。必ず返すから。」などとお願いされて、断れる人はなかなかいないのではないでしょうか。 実際、「友人が貸したお金を返してくれない」とお悩みの方は、老若男女問わず多いようです。 知らない間柄ではない関係ということもあり、借用書もなく口約束で貸し借りするケースがほとんどでしょう。 また、貸した金額が弁護士に相談して取り返すには、かかる費用を考えると割に合わない額の場合が多いので、散々嫌な気持ちで過ごしながらも、泣き寝入りする人もいらっしゃるかもしれません。 「貸したのではない、あげたものと思おう!」などとあきらめる前に、ご自身で手続きをする「少額訴訟」を検討してみてはいかがでしょうか。

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養育費は法的整理をしている間、支払ってもらえないの?

17.10.13
ビジネス【法律豆知識】

調停や審判などで養育費の支払い額を決めたのにも関わらず、その後、支払いが滞るケースも少なからずあります。 なかでも、養育費の支払い義務者に多額の負債があった場合、「破産」や「個人再生」の手続を取ることもあり得ます。 支払い義務者が法的整理をしている場合、養育費支払いの取り扱いは法的にどうなっているのでしょうか。 詳しく見ていきましょう。

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売掛金は5年経過すると回収できない! 債権の消滅時効とは

17.09.29
ビジネス【法律豆知識】

付き合いが長く「持ちつ持たれつ」の関係にある取引先であれば、売掛金の支払期日が過ぎていても強く催促しない(できない)こともあるでしょう。 そんな未回収の売掛金がある場合は、支払期日から何年何ヵ月経過しているのか、常に把握しておかなければなりません。 「いつか払ってくれるだろう」とのんびり構えていると、その売掛金は永遠に回収できなくなってしまいます。 売掛金には時効があり、支払期日から5年が経過すると債権が消滅して、回収不能になる恐れがあるのです。

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「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」 どちらの個人再生手続がいい?

17.09.29
ビジネス【法律豆知識】

法律の基準に則って減額された債務を支払う債務整理の方法として、個人再生手続が有名です。 個人再生手続には「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の2種類があります。今回は、「小規模個人再生」と「給与所得者等再生」の違いについて見ていきましょう。

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配偶者が共有財産を勝手に処分しようとしている場合、どうすればいい?

17.09.15
ビジネス【法律豆知識】

離婚の際、夫と妻が同居期間中に形成した財産(以下、共有財産)を財産分与として分け合うことは広く知られているかと思います。 その割合は夫と妻、それぞれ2分の1ずつとするのが一般的です(2分の1ルール)。 共有財産は、夫または妻の片方に偏在していることが往々にあります。 もし相手が、共有財産を自分に無断で処分しようとしているとしたら、どうすればよいでしょうか? 夫Aが受け取った退職金を、妻Bに渡さないようにしているケースを事例にして対策方法見ていきましょう。

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債務整理は悪いことばかりではない? 種類と特徴を押さえておこう!

17.09.01
ビジネス【法律豆知識】

「債務整理」という言葉を耳にされたことがある方も多いかと思います。 簡単にいうと、「債務整理」とは増えてしまった借金(債務)を減らす(整理)ことなのですが、その方法は複数あり、それぞれ手続が異なります。 今回は債務整理の種類とそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。

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破産したとしても無一文にはならない?

17.08.10
ビジネス【法律豆知識】

「破産」。 この言葉を聞いて何を思い浮かべますか?  「無一文になってしまい、職も失う」というマイナスイメージを持つ方が多いかと思います。 実は、「債務者を再生させる」という目的も破産にはあります。

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離婚でもめない財産分与、生活費と別口座で特有財産をキープ

17.07.28
ビジネス【法律豆知識】

離婚の際、紛争が生じやすい問題として財産分与があります。 財産分与請求とは、夫婦が離婚する際、夫婦の一方が他方に対して、共有財産及び実質的共有財産の分与を求めることです。なお分与の割合は、原則2分の1と実務上されています。 夫婦のいずれの名義であっても、夫婦の協力によって形成された財産(実質的共有財産といいます)であれば、財産分与の対象となります。 これに対し名実ともに一方の財産を特有財産といい、これは原則として財産分与の対象になりません。