【第3回】事務所でのM&Aサービス立ち上げ失敗例
今回は「事務所でのM&Aサービス立ち上げ失敗例」について主に2つお伝えします。
多くのご事務所に該当していることもあるかと思いますので、ぜひお役立てください。
多くのご事務所に該当していることもあるかと思いますので、ぜひお役立てください。
【失敗例1】WEBやチラシ・会報に「M&A取り扱っています」と記載すれば相談があると考えている
まず経営者がこれらをしっかり認識するほど読んでいないことが多いですし、
一般論として地元の士業がM&Aを取り組んでいるという認識がなく、
・経験が少ない
・相手企業を探してくる能力が低い
と思っているので、
多少PULL型の宣伝をしたところで、営業熱心な他の業者に仕事が行ってしまいます。
最低でも顧問先向け勉強会やセミナーを行うくらいでないと相談にはなかなか繋がりません。
【失敗例2】所内で勉強会開催・委員会を作ることで所員を動機付けしてサービスを立ち上げる
これで成功した事務所を私は知りません。
所員には通常業務があり、M&Aはあくまでオプション業務ということに加え、
評価やコミッションに入っている事務所も少ないとなると、
やっただけ仕事を増やすこととなってしまうので、所員はやりたくないと感じる人が多くなる傾向にあります。
また、M&Aの話題は切り出しにくいという認識を持っている所員も多いのが現状です。
「後継者問題どうしてますか」「会社を売却するという方法がありますけど」などを、
所員が顧問先の経営者に話題として出すには勇気がいりますし、場合によっては失礼だとクレームを言われる可能性もあります。
また、
・扱ったことない事、知らない事を話題に出しにくい
・仮に顧問先の経営者が興味を持って突っ込んで質問とかしてきた場合に答えられない
という理由から、話題に出すには勇気がいる為、
勉強会を行ってもその日だけのインプットとなり、翌日にはほとんど忘却され、行動に移ることはないことがほとんどです。
多くの勉強会を私は行ってきましたが、このような進め方で勉強会を行う際の職員の聞く気のない目や態度はよく覚えています。
次回はいよいよ最終回。
M&A事業を成功に導くたった一つのポイントについてお伝えいたします。
まず経営者がこれらをしっかり認識するほど読んでいないことが多いですし、
一般論として地元の士業がM&Aを取り組んでいるという認識がなく、
・経験が少ない
・相手企業を探してくる能力が低い
と思っているので、
多少PULL型の宣伝をしたところで、営業熱心な他の業者に仕事が行ってしまいます。
最低でも顧問先向け勉強会やセミナーを行うくらいでないと相談にはなかなか繋がりません。
【失敗例2】所内で勉強会開催・委員会を作ることで所員を動機付けしてサービスを立ち上げる
これで成功した事務所を私は知りません。
所員には通常業務があり、M&Aはあくまでオプション業務ということに加え、
評価やコミッションに入っている事務所も少ないとなると、
やっただけ仕事を増やすこととなってしまうので、所員はやりたくないと感じる人が多くなる傾向にあります。
また、M&Aの話題は切り出しにくいという認識を持っている所員も多いのが現状です。
「後継者問題どうしてますか」「会社を売却するという方法がありますけど」などを、
所員が顧問先の経営者に話題として出すには勇気がいりますし、場合によっては失礼だとクレームを言われる可能性もあります。
また、
・扱ったことない事、知らない事を話題に出しにくい
・仮に顧問先の経営者が興味を持って突っ込んで質問とかしてきた場合に答えられない
という理由から、話題に出すには勇気がいる為、
勉強会を行ってもその日だけのインプットとなり、翌日にはほとんど忘却され、行動に移ることはないことがほとんどです。
多くの勉強会を私は行ってきましたが、このような進め方で勉強会を行う際の職員の聞く気のない目や態度はよく覚えています。
次回はいよいよ最終回。
M&A事業を成功に導くたった一つのポイントについてお伝えいたします。